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2009年7月

2009年7月16日 (木)

たにグルメ

さてまだまだ続くよ、たに散歩。

番組をお送りする場所も谷崎潤一郎ゆかりの場所です。

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芦屋市谷崎潤一郎記念館
谷崎ゆかりの品々を展示している記念館で、
彼が愛した京都の家の日本庭園が再現されています。

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庭を臨む場所には、谷崎の書斎の再現も。

となると・・・

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小川洋子さんをお誘いして谷崎&書生ごっこです。
(小川さん、おつきあい下さりありがとうございます!!)



ところで、たに散歩はグルメだって大充実。

「細雪」の重要人物・板倉のモデルとなった人がオープンした
洋食店「ハイウェイ」は元町に。
(クラシックな味わいが上品なお店です)
同じく「細雪」に登場する料亭・播半の料理長さんの
日本料理屋「立峰」は西宮に現存。
(味はもちろん、見た目が美しいお料理。谷崎が愛した理由も納得!)

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そしてスイーツ!!
スタッフが差し入れしてくれたお菓子は
芦屋のお菓子屋さん杵屋豊光の「細雪物語」。
こしあんをくるんだお餅を、モナカの皮で挟んだお菓子ですが、
これが半端なく美味しいんです!
先代が谷崎と縁があって、「細雪」にちなんで作ったそうですが、
たに散歩、お土産までばっちりですねぇ~。

以上、『本をテーマに巡る旅』、初体験記となりましたが、
見るモノ、聞くモノ、味わうモノ、
本1冊を中心に置くだけで、
旅が何倍も印象的なものになります!

これからの旅行シーズン、
1冊の文学作品をガイドブック代わりに旅してみるのも、
これまた一興ですよ☆

2009年7月13日 (月)

たに散歩

毎週1冊、未来に残したい文学作品をとりあげて、
作家・小川洋子さんに大いに語っていただく番組
パナソニック メロディアスライブラリー

2007年夏、夏目漱石の「こころ」からスタートして、
今月、番組開始2周年を迎えることとなりました。
それを記念して!今月は東京のスタジオを飛び出し、
関西に“文学出張”して、番組をお送りしています。

次回の7月19日(日)と26日(日)の放送では
阪神間と呼ばれるエリアが舞台の「細雪」を取り上げますが、
谷崎潤一郎ゆかりのスポット、色々と巡ってまいりました。

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こちらは谷崎が昭和11年から18年まで住まいとした「倚松庵(いしょうあん)」。
この家で起きた出来事をほぼ忠実に描いているのが「細雪」というんですから、
“たに散歩”の必須スポットです。

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「細雪」にもよく登場する二間続きの食堂と応接間。
スタッフと登場人物気分でパチリ?

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谷崎はここで・・・!?文豪気分でパチリ。

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趣のあるお庭を見下ろせる、2階の気持ちの良い8畳間でうっとり・・・と、
たに散歩、大いに満喫していたのですが、
この8畳間から出たところでスタッフの一人が

『あ!!!!』

と、その視線の先をたどってみると・・・

『!!!』

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こっ・・・これは床が抜けるということでしょうか・・・?
たに散歩、意外なところで気が抜けません。

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ところで谷崎と言えば住まいにかける美意識も抜きんでていた人物。
(詳しくは『陰影礼賛』で!)
こんな可愛らしい照明もあり、大変モダンなお家でした。

さて「倚松庵」は阪神電鉄・魚崎駅近くにありますが、
実はここ、灘の有名酒蔵が集中するエリアなんですね。
「細雪」の舞台となった家の周りは、
どんな土地柄だったのか・・・
そんなことを知りたくなって、酒蔵にも行ってみました。

歩いて数分のところに酒蔵が集中。
「細雪」の主人公の姉妹達も、
酒造りの職人さん達のかけ声を聞きながら、この辺を歩いたのかも・・・。

そんな風にまたまた優美な「細雪」ワールドに浸っていたはずなのですが、
今になってその時の写真を見てみると・・・

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こんなことや・・・

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こんなことに・・・

やはりどこまでいっても
「細雪」の優美な世界とはかけ離れている、ふじまるでした。

2009年7月 4日 (土)

マドンナもうなったプチマクロビメニュー!

7月ですね!

All Aboutでは花火大会の記事をまとめ、
「メロディアスライブラリー」では番組2周年のスペシャル企画で
太陽ギラギラな関西へ文学出張。
そして「K-Bar」では夏競馬の予想にいそしみ・・・
すっかり夏気分のふじまるです!

さて、この7月から
新しくラジオ番組のコーナーに出演させていただくことになりまして、
昨日第一回目の生放送に臨んできました。

「OH! Happy Morning」というJFNの番組で、
FM青森、FM岩手、FM秋田、FM山形、ふくしまエフエム、 FM石川、
岐阜FM、FM香川、FM徳島、FM佐賀、FM長崎、FM大分をお聴きの方に、
毎週金曜日10:30~、東京の最新情報をお届けします。

ちなみに昨日の話題は
“マドンナのカラダを栄養面からサポートしてきたシェフのメニューを
今、 東京で味わうことが出来る!”
という情報。

場所は日比谷のラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」
1階のダイニングに7月から登場したのが、
「西邨マユミとザ・ペニンシュラ東京の
ビューティフル・マクロビオティック」
というメニューです。

マクロビオティックとは、
「長く、健康に生きるために、 日常の食事は、
玄米や雑穀、野菜、豆、海草を中心にしよう!」という考え。

美容にもよく、かなり注目されていますが、
白砂糖はだめ、化学調味料もだめ・・・など、
ストイックなイメージが強くて、
チャレンジするのが大変そうなんですよね。
(こらえ性のない私には絶対無理!)

そこでザ・ペニンシュラ東京では
2001年から7年間もマドンナのプライベートシェフをつとめた
マクロビオティック・シェフの西邨マユミさんを迎えて、
そこまでストイックじゃない、
無理なく楽しく実践できる “プチマクロビオティック”のメニューを作った、
というわけなんですね。

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なんということでしょう!(劇的ビフォーアフター?)
マクロビというとお豆、玄米・・・などで
見た目茶色いイメージがあるんですが、
この彩りの華やかなこと!

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メインディッシュはスズキ!
マクロビとはいえ、やっぱりメインはお魚やお肉が出てくると嬉しい・・・

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そして絶品だったのが
デザートの“豆腐のチョコレートムース”
こっ・・・これ本当にお豆腐?ホントニ?ホント??
・・・としつこく聞いてしまいそうなぐらい
濃厚で、癖になる味の“美味!”チョコレートムースなんです!!

マクロビ初体験には実にいい入り口。
マドンナもこの美味しさでマクロビ、続けられたに違いない・・・

そんな西邨さん×ペニンシュラのプチマクロビオティックメニューは、
7月いっぱい、ランチ2800円、ディナー3800円で楽しめますよ!

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