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2009年7月16日 (木)

たにグルメ

さてまだまだ続くよ、たに散歩。

番組をお送りする場所も谷崎潤一郎ゆかりの場所です。

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芦屋市谷崎潤一郎記念館
谷崎ゆかりの品々を展示している記念館で、
彼が愛した京都の家の日本庭園が再現されています。

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庭を臨む場所には、谷崎の書斎の再現も。

となると・・・

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小川洋子さんをお誘いして谷崎&書生ごっこです。
(小川さん、おつきあい下さりありがとうございます!!)



ところで、たに散歩はグルメだって大充実。

「細雪」の重要人物・板倉のモデルとなった人がオープンした
洋食店「ハイウェイ」は元町に。
(クラシックな味わいが上品なお店です)
同じく「細雪」に登場する料亭・播半の料理長さんの
日本料理屋「立峰」は西宮に現存。
(味はもちろん、見た目が美しいお料理。谷崎が愛した理由も納得!)

P1050314
そしてスイーツ!!
スタッフが差し入れしてくれたお菓子は
芦屋のお菓子屋さん杵屋豊光の「細雪物語」。
こしあんをくるんだお餅を、モナカの皮で挟んだお菓子ですが、
これが半端なく美味しいんです!
先代が谷崎と縁があって、「細雪」にちなんで作ったそうですが、
たに散歩、お土産までばっちりですねぇ~。

以上、『本をテーマに巡る旅』、初体験記となりましたが、
見るモノ、聞くモノ、味わうモノ、
本1冊を中心に置くだけで、
旅が何倍も印象的なものになります!

これからの旅行シーズン、
1冊の文学作品をガイドブック代わりに旅してみるのも、
これまた一興ですよ☆

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コメント

たに散歩。素敵な旅をありがとうございます。
文学作品のゆかりの地で、作者が好んだ風景や建物を実際に臨んでみる。
作品ゆかりの味わいに触れてみる。
作者はどんな環境で、どんな心境で作品を執筆したのかを見聞して、思いを馳せてみる。
これ、お気づきでしょうが、歴史を学ぶスタンスそのものですね。
昔の私は、歴史は暗記するのが勉強だと思っていました。
そんな私にカツをドンと入れてくれたのが、一冊の本でした。
天明の大飢饉でも庶民が無事だったという偉業をやってのけた藩主のドキュメントです。

文学作品は執筆の過程において、相当な苦労を伴うと思います。
そういう作者ゆかりの旅はとても楽しそうです。

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