美女がくれた刺激
渋谷は今、“緑のドレスの美女”が占拠中!
Bunkamura ザ・ミュージアムではじまった『レンピッカ展』。
このイベントのポスターに使われている、緑色のドレス姿の女性の絵は、
一度見たら忘れられない強烈な印象。
現在、渋谷のいたるところで、魅惑的なまなざしを投げかけています。
ところでレンピッカという画家、ご存じですか?
私は恥ずかしながら名前を聞くのも初めてだったのですが、
レンピッカは1920年代から30年代にヨーロッパで活躍した女性画家。
筆の跡のないCGような絵、光沢のある色づかいで、
枠からはみでそうなぐらい大きく、
存在感のある女性の姿を数多く描いたアーティストなのです。
もちろん絵も魅力的なんですが、
レンピッカ自身の生き方がとんでもなくドラマチック!
ポーランドで良家の子女として生まれたレンピッカは、
18歳で貴族と結婚、しかし翌年ロシア革命が起きパリへ亡命することとなります。
すっかり働かなくなった夫と娘のために、絵で収入を得ることになりますが、
女優やモデルと間違えられるような美貌が評判を呼び、
やがてパリの社交界に進出。
貴族や財界人、文化人などをモデルに肖像画を描きながら、
画家としての地位を築きました。
第二次世界大戦の時はアメリカへ亡命、
一時は世の中から完全に忘れられるなど波瀾万丈な人生でしたが、
私生活では恋多き女性。
そのお相手は女性もいたそうです!
現在は、俳優のジャック・ニコルソンやバーバラ・ストライザンド、
そしてマドンナなど大スターたちが、レンピッカの絵を所有しています。
人生をパワフルに切り開いたレンピッカ。
マドンナが好きな画家、というのはかなり納得です。
このように、レンピッカの作品は個人のコレクターが所有していることが多く、
世界中に散らばっていて、
まとまった展覧会で見るのがきわめて難しかったのですが、
今回は、日本初公開作品約30点を含む、
約90点が一挙公開となりました。
で、見てきたわけですが、
レンピッカは女性も愛する女性。
そして自身もものすごい美貌の持ち主。
なので描く女性が、厳しい同性の目から見た上での、
隙のない超ゴージャス美女ばかりなんです!!
会場ではそんな美女達に囲まれてボ~・・・
そして我が身を省み・・・
・・・
こりゃいかん!
ダイエットを即決いたしました。
(すぐやるかは即答できませんが)
女性として“良い刺激”がほしい方、
レンピッカ展、オススメです!
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