たまげる、浮世絵!
“びっくり!”
と
“不思議!”
がいっぱいの展覧会に行ってきました。
日本一高い場所にある美術館、
六本木ヒルズ・森タワー52階の森アーツセンターギャラリーで開催されている
『没後150年 歌川国芳展』です。
歌川国芳は幕末に活躍した浮世絵師。
その没後150年にあたり、
彼の作品約420点が公開される、過去最大規模の展覧会なのですが、
訪れている人たちは10代、20代が目立っていて、
ファッションにもこだわりのありそうな人たちがいっぱい。
他の浮世絵展とはあきらかに違う雰囲気が漂っているのです。
東京のおしゃれピープルたちを魅了する、この『没後150年 歌川国芳展』、
どんな展覧会なのかと申しますとズバリ・・・
「漫画っぽい!」
・・・んです。
浮世絵というと、のっぺりした顔の人物画や、
独特な色合いの風景画が浮かびますが、
そのイメージで臨むと度肝を抜かれます。
水しぶき、人の筋肉、雨などには、
動画を一時停止したような迫力があって、
こういう描き方が脈々と受け継がれて、
現代の漫画に受け継がれていったのかな・・・
そんな想像をかき立てられます。
たとえばこの『相馬の古内裏』(前期展示)
どうです、アニメに出てきそうな骸骨じゃありませんか?!
こちらは『みかけハこハゐがとんだいゝ人だ』(通期展示)
人の顔ですが、よぉくみると
10人位の人が組体操のように合わさって顔を作っています。
このセンス、このアイディア、
江戸時代に一体どこからきたんでしょう?
とにかく、「次の絵は?」「次はどんな絵でびっくりさせてくれるの??」と、
進むのが楽しくてしょうがない展覧会でした。
『没後150年 歌川国芳展』は、
前期が今日1月17日まで、
後期が1月19日~2月12日まで。
前期と後期でほとんどの作品が入れ替わるというから、
それも驚きです。
私ももう一度行って、
さらに“たまげて”こようと思っています!
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