ポーランド紀行~その2~
★ポーランドは親切!★
そんな私は子どもと思われていたのか、
道を聞いても心配そうな顔つきで目的地まで送ってくれること多々。
サッカーの日本人記者さんたちも口を揃えて、
「ポーランドの人ってやさしいよねぇ」と言っていたほど、
みなさん親切でやさしかった・・・。
特に男性は、見た重量挙げの選手、
もしくはSPのような屈強なルックスの方が多いのですが、
口調がとってもソフト!そのギャップがこれまた素敵でした。
ポーランドの優しさを物語るのがコチラ。
なんということでしょう!
レストランでは頭がぶつかりそうな壁に、
枕が装着されていました。
★ポーランドは見る!★
東洋人が珍しいようで、とにかくよく見られました。
目の前を通る路面電車の乗客、
全員からガン見されるということもしばしば。
★ポーランドは美味しい!★
シカ・イノシシ・ウサギなどのジビエ料理から魚料理、
色んな種類のスープ、ポーランド風餃子、スイーツまで、
とにかく毎食ポーランド料理でも飽きないぐらい美味しかった!
モデル体型の人が多いのは、バランスの良い食事が秘訣?!
★ポーランドは器★
試合が行われたヴロツワフの近くには
有名な陶器の街があり、私もいくつか購入。
デザインのインパクトはありますがシンプルな色使いで、
日本の食卓にも馴染みやすいです。
こんなに買っても3000円ほど!
試合にきていた記者さんたちもこの可愛さに惚れ(?)
奥さまへのお土産にと買いに走っていました。
そしてやはりここまできたのだからと、
アウシュヴィッツとビルケナウ強制収容所も行ってきました。
担当している番組『メロディアスライブラリー』で
度々ホロコーストについての本は取り上げていたので、
ある程度は想像して臨んだものの、
その予想を遙かに超える広大な施設・・・ただただ言葉を失います。
周辺も敷地内も、自然が豊かで緑が美しく、
こういう環境の中で、どうしてそこまで残酷なことができたのかと
悲しい気持ちにもなりました。
楽しく、そして深く考えさせられることも多いポーランド。
少々無理をしてでも行く価値大の、“平原の国”です。
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ポーランドのノーベル賞受賞作家の小説『クオ・ヴァディス』(主イエスよ、あなたはどこへ行かれるのですか?)は、古代ローマが部隊ですが、ヴァンダル族つまり古代ポーランド人の王女リギア(本名カリナ、物語のヒロイン)とその従者ウルスス(本名不明)が登場しますが、まさにこのウルススは上の方で書かれたポーランド男性そのもののイメージです。
近世初頭のポーランドでは背中に羽の生えた無敗の重騎士たち「有翼重装騎兵団フサリア」が活躍しましたが、この騎士たちのイメージもこれです。
強くて優しい騎士。
『クオ・ヴァディス』は吉川英治か司馬遼太郎か山崎豊子が書くような壮大なストーリーで、読み進めるほどに引き込まれていく小説ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
邦訳は『クオ・ワディス』として岩波文庫から出ています。
投稿: とん | 2012年11月 8日 (木) 23時38分