市川染五郎さんの早替り会見?!
さて色々ツイていた小川洋子さんとの歌舞伎デートから約半月。
その後不思議とご縁をいただいて、
歌舞伎関連の取材などが続いています。
(雪雄さんやたい焼き君が結んでくれたご縁でしょうか・・・)
今日はこの方が登壇した会見へ。
市川染五郎さん
5月2日(金)から始まる『明治座 五月花形歌舞伎』の制作発表会が、
日本橋人形町の老舗料亭・玄冶店 濱田家行われました。
今まで色々な取材先へ行きましたが・・・
料亭のお座敷に正座して取材というのは初体験です!
さて明治座 五月花形歌舞伎では昼の部、夜の部共に
染五郎さんをはじめ、若手=花形役者のみなさんが、
全員初役で挑むという、フレッシュかつ華やかな演目が用意されています。
特に大きな注目を集めているのが夜の部の『伊達の十役』。
江戸時代、仙台藩伊達家で実際に起きたお家騒動をベースに、
妖術を使ってお家乗っ取りを企む人物の、悪事をえがいた物語なのですが・・・
ポスターを見ておわかりでしょうか?
染五郎さんは悪役から忠義を尽くす武士、男性も女性も
なんと1人で十役を演じるのです!
しかも早替りは40回超!!
さらに宙乗りなどの仕掛けもいっぱい!!!
染五郎さんも会見で「私も冗談かと思う位の内容(笑)」とおっしゃっていました。
そもそもこの伊達の十役は
三代目市川猿之助(現・猿翁)さんが164年ぶりに復活させ
長きにわたり演じ続けてきた演目。
その猿翁さん直々に「伊達の十役は君がやったらいい」
と染五郎さん、折に触れ言われてきたのだそう。
最初のうちは言われるだけでありがたいと思っていたそうですが、
2014年5月、満を持して現実に。
会見でも「あこがれ続けてきた役」と語った染五郎さん、
どんな十人に変身していくのか・・・想像もつかないので、楽しみです!
【おまけ】
大勢詰めかけた取材陣を気遣って、
カメラマンのみなさんに「大丈夫?ちゃんと撮れました?」
と何度もポーズをとってくださった染五郎さん。
それまでのクールなイメージが一転、
ハートフルなイメージに早替りした瞬間でした。
最近のコメント