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2015年7月

2015年7月 7日 (火)

林芙美子の宅にお邪魔!

今月は「メロディアスライブラリー」のバースデー月!

無事shineshine8周年shineshineを迎えることができました。

番組を聴いてくださっているみなさんがいてこその8年。
スタッフ一同、感謝しながら8周年を噛み締めています。

さてバースデー月はスタジオを飛び出して、
文学に縁ある場所からオンエアするのが恒例となっていますが、
今回私たちが選んだ場所は・・・


Hayashi1
新宿区区立林芙美子記念館

日本を代表する女流作家

森光子さんのでんぐり返しで有名な『放浪記』の著者!

波瀾万丈な生涯が桐野夏生さんの小説『ナニカアル』の題材にもなり、

一部NHKの朝の連ドラ『花子とアン』の宇田川先生のモデルになっていたと噂の

林芙美子が晩年暮らしたお屋敷です。


Hayashi2_4
新宿駅から地下鉄と徒歩で20分足らずというロケーションにありながらこの間取り!

見取り図を見ただけでお屋敷好きな小川さんと二人、うきうきしてしまいました。

しかし実際は予想以上の凄さ・・・


Hayashi6
・・・みなさま、こちら京都でも金沢でもございません。
新宿区です。

林芙美子が参考書を200冊近く集めて建築を学び、
こだわりぬいて建てたお家はとにかく緑が気持ちのいい空間。
芙美子亡き後、この屋敷を保護した夫の緑敏がデザインして整えたそうですが、
自由奔放な妻を大きな愛情で包んだ緑敏さんの想いが、伝わってくる美しい庭です。

さてお屋敷の中はというと、インテリアや食器に至るまで
芙美子のセンスの良さが息づいていました。


Hayashi8
例えば家族揃って食事をとったという部屋の卓袱台。
今では珍しくありませんが人数によって大きさが変えられるようになっていて
足には細かい~彫細工が。


Hayashi4
わざわざ印度更紗を貼らせたという襖や・・・


Hayashi9
一見よくある和室のようですが、襖の手がかりがオシャレで、
収納もばっちりのお茶の間など、
若いころ極貧の中生き抜いてきた芙美子の“憧れ”を実現したのかな、
と想像させる、心温まるお家なのです。

中でも私が一番印象に残ったのは・・・


Hayashi7
芙美子の自画像!

芙美子自身は眼を見張るような美人というわけではありませんでしたが、
自分の魅力を十二分にわかっていたんだろうなぁ・・・と思わされる
なんともオシャレな自画像。
亡くなるまで様々な男性との関係が噂されたことにも、納得でした。

こんな林芙美子の人柄を今に伝える記念館からのオンエアは、
今週末7月12日(日)10:00~も!

小川さんが「林芙美子の短編に、こんな凄い作品があったとは!
番組8年やっていても、まだまだ出会っていない文学遺産がありますね」
と唸った林芙美子作品をとりあげますよ。

お時間あれば是非!!


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