番組10周年記念北海道文学旅③~池澤夏樹館長!
みなさんに支えられて10周年!
メロディアスライブラリー北海道文学の旅、旅の後半は札幌へ移動し・・・
街中にあるとは思えない、緑あふれる文学館・北海道立文学館へ。
文学館は、芝生が素晴らしく美しい中島公園の中にあり、
文学について知識を深めたあとは緑の中で寝転んで読書したい・・・
そんな読書欲をくすぐるスポットです。
文学館というとちょっと堅苦しいイメージかもしれませんが、
こちらのくつろいだ雰囲気に誘われてか、
デートスポットとしても人気だそうですよ。
さて館内を谷口孝男副館長に案内していただいたのですが、
1周すると北海道文学の歴史・流れがとても良く理解できる
わかりやすい常設展示室は必見!
アイヌ民族の文学からスタートして、
明治時代北海道に現れた文学者たちのこと。
大正から昭和の北の大地での創作活動。
終戦直後には出版社がこぞって北海道に移ってきたという歴史を知って、
小川さんも大変驚いていました。
そして我らが三浦綾子さん、渡辺淳一さん、倉本聰さん・・・今につながる方々まで。
中には渡辺淳一さんのミューズともいえる加清純子さんの写真も。
彼女の衝撃的な生き様は中学生の頃から知っていたのですが、
その姿を写真で見るのは初めて。
「やっと会えたね・・・」的な感慨もありその前からしばし動けませんでした。
(文学のことでもミーハーなワタクシ)
そして常設展示にも登場されている池澤夏樹さん。
この北海道立文学館の館長をされている池澤さんに
今回お会いすることができました!
芥川賞作家で、今も精力的に作品を発表していらっしゃる池澤さん。
今回番組で取り上げた「静かな大地」では私を泣かせた池澤さん。
(勝手に泣いたんですが)
週刊文春「私の読書日記」では、ほぼ月1ペースで書評を発表されている池澤さん。
世界文学30冊、そして日本文学30冊の、個人編集全集を刊行している池澤さん。
つまり、笑撃作・町田康さん翻訳の「宇治拾遺物語」を世に出して下さった池澤さん。
そして!北の大地で文学館のリーダーを務められている池澤さん・・・
「作家は体力勝負」と常々小川さんも言われていますが、
一体どんな超人とお目にかかれるのか?!
やや緊張気味の私たちの前に現れたのは、
物腰柔らか、
例えば全集について質問すると、
私にもわかるよう編集のいろはの「い」から懇切丁寧に説明して下さる、
とても気さくな方でした。
そのお人柄は小川さんとの対談・
7月16日(日)、23日(日)午前10時~の
パナソニックメロディアスライブラリーを聞けば伝わってきますよ☆
【おまけ・・・というかふと疑問に思ったこと】
「作家は体力勝負!」とおっしゃる小川さん。
日々規則正しく、とても健康的に過ごされていますが、
ブームが去った相当後まで
「ビリーズブートキャンプ」を真面目にされていたんですよね。
あれ・・・いつ止めたんでしょうか・・・
はっ!もしや・・・
まだやっている?!?!?!?!?!?!
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