11周年は漱石先生のご自宅からオンエア?!~その①~
今日から7月。
今月をもって『パナソニック メロディアスライブラリー』は
番組スタート11周年を迎えました!
番組が歳を重ねていけるのは温かく見守ってくださるリスナーのみなさまのお陰、
感謝しかありません。
「あの作品を取り上げてから早◯年!?」
「あのロケの時は、私まだ◯歳だったんですね!!」と、
ことあるごとにドン引き…いや、驚いている私たちですが、
これからもどうぞよろしくお願いします。
さて番組の誕生月である7月は恒例のお出かけ企画ですが、
今回は番組で取り上げた本の記念すべき1作目だった
『こころ』の生みの親・夏目漱石先生の自宅跡に建つ
早稲田の新宿区立漱石山房記念館からオンエアです。

実は私、親戚の家や家墓のあるお寺が早稲田になので、
小さい頃から非常~に馴染み深いエリア。
(画像は漱石の作品にも度々登場する誓閑寺。区内最古の梵鐘があります)
都心でありながら昭和な雰囲気も色濃く残す、
(画像は漱石の作品にも度々登場する誓閑寺。区内最古の梵鐘があります)
都心でありながら昭和な雰囲気も色濃く残す、
いい雰囲気の場所なのですが、
ここに昨年、かなり豪華な漱石の記念館が建ったと聞いて、
伺うのを楽しみにしていました。

文学館に近づくに連れ、いつの間にかネコが案内を!

そして住宅街に突如現れたのが、
なんとモダンな建物!漱石山房記念館です。
漱石が晩年の9年間を暮らし、『三四郎』『こころ』『道草』など、
数々の文学遺産が生み出された漱石山房。
残念ながら建物は昭和20年の空襲で消失してしまいましたが、
漱石を愛する沢山の方の尽力で、
その面影を残す文学館が開館しました。
お庭には『吾輩は猫である』のモデルになった猫のお墓を、
その面影を残す文学館が開館しました。

お庭には『吾輩は猫である』のモデルになった猫のお墓を、
実際使われていた石を再利用して作った石塔が。
虞美人草など漱石ゆかりの草花が庭を彩ります。

虞美人草など漱石ゆかりの草花が庭を彩ります。

訪問したからには、やはり漱石先生と記念写真は必須!
あら、建物の入口入ってもまた漱石先生!
いやはや歓迎してくださって恐縮です。
入口近くのブックカフェ「CAFE SOSEKI」に

あら、建物の入口入ってもまた漱石先生!
いやはや歓迎してくださって恐縮です。

入口近くのブックカフェ「CAFE SOSEKI」に
なかなか手に入らない東京の大人気和菓子・空也のもなかがあったのは
見過ごせませんでしたが、
(もなかを食べられるのは、銀座の空也とここだけだそう!
漱石作品に空也が登場するのがご縁だとか)
(もなかを食べられるのは、銀座の空也とここだけだそう!
漱石作品に空也が登場するのがご縁だとか)
漱石の生涯を感じられる展示物の数々に、
記念館の奥へ奥へと誘われてゆくのでした・・・
記念館の奥へ奥へと誘われてゆくのでした・・・
<つづく>
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