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2018年7月

2018年7月 8日 (日)

11周年は漱石先生のご自宅からオンエア?!~その②~

まずは西日本豪雨で被害にあわれたみなさま、心痛めているみなさま、
心からお見舞い申し上げます。

今回被害の大きい岡山は小川洋子さんの故郷・・・。

番組でも2012年のちょうど今頃、番組スタート5周年記念の企画で訪れ、
地元の方々には本当に温かく迎えていただきました。

映像など見るたび心が痛みます。
これ以上被害が大きくならないよう、祈るしかできないのが歯がゆいです。

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先週から引き続き 『パナソニック メロディアスライブラリー』
番組スタート11周年記念。
早稲田の新宿区立漱石山房記念館からオンエアいたしました。


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さてスタイリッシュな記念館の中を
学芸員の久米美弥子さんに同行していただきながら小川さんと探検!


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漱石に縁のある人物たちを、写真で知ったり・・・


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漱石が晩年の9年間を暮らした漱石山房(再現)の一部を
こんな角度から眺めたり・・・


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漱石が好んだ植物を間近で見たり


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漱石が作品の中に綴った印象的な言葉をじっくり味わったり


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噂の「漱石の長襦袢」の現物も!
その華やかさにびっくり。
見えないオシャレにこういったものを着るとは
漱石先生、かなりのファッショニスタですなぁ。

オシャレといえば漱石の書斎・漱石山房も和洋折衷の独特な雰囲気で、
「CASA BRUTUS」や「ELLE DECOR」あたりに紹介されても
違和感のない素敵さでした!
(これは是非、現物をその目でご覧になってください☆)


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そして2週に渡ってご登場いただいた
漱石のお孫さんの半藤末利子さん

とっても素敵なマダムで、
小川さんと「あんなふうに歳を重ねていけたらいいですねぇ」と、
すっかりファンになってしまいました。


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私がこれまでお会いした中で、最もピンク色の似合う女性!

・・・このオシャレさは遺伝でしょうか・・・。


そんなこんなで文豪・夏目漱石の素顔に触れた文学散歩は無事終了。
「知っているつもり」の漱石の体温が感じられ、
もっともっと身近になるこの記念館。是非足をお運びください!



Soseki28
これからもこのメンバーで良き番組づくり、励んでまいりますっ!
(あっ、漱石先生が・・・では番組特別顧問ということで以後よろしくお願いします)




2018年7月 1日 (日)

11周年は漱石先生のご自宅からオンエア?!~その①~

今日から7月。

番組スタート11周年を迎えました!

番組が歳を重ねていけるのは温かく見守ってくださるリスナーのみなさまのお陰、
感謝しかありません。

「あの作品を取り上げてから早◯年!?」
「あのロケの時は、私まだ◯歳だったんですね!!」と、
ことあるごとにドン引き…いや、驚いている私たちですが、
これからもどうぞよろしくお願いします。

さて番組の誕生月である7月は恒例のお出かけ企画ですが、
今回は番組で取り上げた本の記念すべき1作目だった
『こころ』の生みの親・夏目漱石先生の自宅跡に建つ

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実は私、親戚の家や家墓のあるお寺が早稲田になので、
小さい頃から非常~に馴染み深いエリア。
(画像は漱石の作品にも度々登場する誓閑寺。区内最古の梵鐘があります)

都心でありながら昭和な雰囲気も色濃く残す、
いい雰囲気の場所なのですが、
ここに昨年、かなり豪華な漱石の記念館が建ったと聞いて、
伺うのを楽しみにしていました。

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文学館に近づくに連れ、いつの間にかネコが案内を!

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そして住宅街に突如現れたのが、
なんとモダンな建物!漱石山房記念館です。

漱石が晩年の9年間を暮らし、『三四郎』『こころ』『道草』など、
数々の文学遺産が生み出された漱石山房。
残念ながら建物は昭和20年の空襲で消失してしまいましたが、
漱石を愛する沢山の方の尽力で、
その面影を残す文学館が開館しました。

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お庭には『吾輩は猫である』のモデルになった猫のお墓を、
実際使われていた石を再利用して作った石塔が。

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虞美人草など漱石ゆかりの草花が庭を彩ります。

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訪問したからには、やはり漱石先生と記念写真は必須!

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あら、建物の入口入ってもまた漱石先生!
いやはや歓迎してくださって恐縮です。

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入口近くのブックカフェ「CAFE SOSEKI」に
なかなか手に入らない東京の大人気和菓子・空也のもなかがあったのは
見過ごせませんでしたが、
(もなかを食べられるのは、銀座の空也とここだけだそう!
漱石作品に空也が登場するのがご縁だとか)
漱石の生涯を感じられる展示物の数々に、
記念館の奥へ奥へと誘われてゆくのでした・・・


<つづく>

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